先日某ファストフードでランチ。親子連れが多く、子どもは小学生くらい。週末に運動会を開催していた小学校もあり、その振替休日といったところか。なかなかの混み具合でしたが、なんとか着席。どこも母と子、またそのお仲間の一団。その中にサラリーマン風の男が大荷物持ってドカリと座ると非常に違和感のある景色に（苦笑）

人間ドックの結果を気にしながらもＷチーズバーガーを食べながらパソコンとにらめっこしていると、隣の小学校1年生くらいの男の子が、お母さんに一言。「これ、片付けてきていい？」と。食べ終わった紙袋やトレーを片付けたそうな表情。お母さんはスマホをいじりながら「いいよ」と。

男の子はすくっと立ち上がり、超ド真面目な表情で、ゼンマイ仕掛けのカラクリ人形のようにカクカクとゴミ箱の方へ移動。するとまぁ見事にゴール目前で全て落下、男の子は激しく動揺。今ではあまり見ない？坊主頭でが可愛らしかったが、みるみる顔は紅潮。すぐに母親に泣きついて頼るかと思いきや、必死に拾いはじめた。ただやはり動揺は隠せず、拾っては何かが落ち、気が付けばゴミ箱前はちょっとした行列に。すると母親が登場し「何してるの！」と言いたそうな雰囲気でサッサと紙袋等を拾ってゴミ箱へダンクシュート、すぐに着席。男の子は落ち込んだ様子で母親のあとを追って着席。双方無言。楽しいはずの食事の時間が一気に暗い雰囲気になってしまった。

「惜しいなぁ」という気持ちに。小学校1年生くらいの男の子が自ら「手伝い」の行動に出ることは大きな成長ポイントで、成功の可否に関わらずその気持ちは大切にしてあげたいところ。今回の瞬間の出来事についてその母親にダメ出しするつもりないですが、もう少し上手く立ち振る舞えればなぁと感じた瞬間でした。

ただこの年代の男の子は単純に母親にかまって欲しかっただけといったことがほとんど。今回も母親がスマホ、子どもはストローくわえつつも中身は空。私が男の子の立場だったらそりゃ寂しい（笑）

躾で7歳の男の子が山林に置き去りになり行方不明になった事件、詳細はわかりませんが同様のケースなのかもしれませんね。いずれにせよ無事をただただ祈るばかりです。